Hrvatska　フルヴァツカ

日本語で日本のことを「にっぽん」というように、クロアチア語ではクロアチアのことを「Hrvatska」という。クロアチアのウェブサイトの最後はhrになっているのはこのため。クロアチアの諸機関の名前が「Ｈ」（ＨＲＴクロアチアテレビ、ＨＡＫクロアチア自動車クラブなど）で始まるのも同じ理由から。日本のＮＨＫ、ＡＮＡの「Ｎ」みたいなもの。

クロアチアはバルカン諸国？

クロアチアの人は「クロアチアはバルカン諸国」と言われるのを嫌がる。クロアチアはカトリックの国あり、歴史上一時期はハンガリー＝オーストリア帝国の一部であり、クロアチアはヨーロッパなのだ。我々にはあまりよくわからないが、「バルカン＝野蛮、非文明」、「ヨーロッパ＝文明、文化、洗練されたもの」というイメージがどうもあるらしい。

ユーゴスラビアって・・・

夫と森を散歩中、どんぐりや松ぼっくりがたくさん落ちていたので、「どんぐりころころ」「松ぼっくりがあったとさ」「春が来た」と歌う私。黙って聞いている夫（クロアチア人、３０代）に「クロアチアには何か自然をテーマにした歌はないの？」と聞くと「きっとあると思うけど知らないなぁ。僕らが子供のときに習った歌は「同志チトーの歌」や「革命万歳の歌」だったからねぇ。」とのこと。

ザグレブの共和国広場（イェラチッチ広場）

日本人にはこちらのほうが覚え易いためか、ガイドブックなどでは未だに「共和国広場」と表記されていたりするが、これは実は旧ユーゴの頃の名前。９０年代の独立戦争を経て独立を果たしたあと現在の「イェラチッチ広場」に改名、旧ユーゴ時代には取り除かれていた「イェラチッチ総督像」も復活したという歴史があり、クロアチア人に「共和国広場」と言うとギョッとされるので要注意。

クロアチアの祝日

（２０1１年の場合。振替休日のシステムはない）

【要注意！】

バスターミナルや中央駅などにある店など一部を除き、各種商店、市場、両替所等すべて閉まるので、旅行の際は要注意！また開いているところも午前中だけだったりするため、事前にスケジュール確認または予約をして移動日に当てるのがよいかも。

１月１日（正月）

１月６日（御公現の日）

４月２４−２５日（復活祭、年によって異なる）

５月１日（労働者の日）

６月２２日（反ファシスト闘争の日）

６月２３日（聖体祝日、年によって異なる）

６月２５日（建国記念日）

８月５日（勝利と国土感謝の日）

８月１５日（マリア昇天祭）

１０月８日（独立記念日）

１１月１日（万聖節）

１２月２５−２６日（クリスマス）

お勧めのクロアチア音楽

クロアチアで活躍されている日本人音楽家

　ロヴラン在住クラシック・ピアニスト西井葉子さんのサイト（クロアチア音楽紹介などの情報あり）

迷信あれこれ

煙突掃除夫を見かけたらラッキーなサイン。その幸運を更に確定させるにはボタンを触る。

猫が目の前を横切ったら、不吉なサイン。つばを３回ぺっぺっぺと吐いて（吐くふりをして）魔よけをする。

通り風にずっとあたっていると病気になる（日本では通気性がよいのはいいことですが、こちらでは駄目らしい）。

人と話をしていて、期待・夢が叶うよう祈るおまじないとして、木製のものをコツコツとノックする（クロアチアだけではないらしい）。

クロアチア人の名前

ティホミルTihomir　→　tih　静か、mir　平和

ゴランGoran　→　gora　山

ダルコDarko　→　dar　贈り物

ズラトゥコZlatko、ズラタンZlatan　→　zlato 金

トゥブルトゥコtvrtko　→ tvrt　硬い

ムラデンMladen　→　 mlad　若い
ジェリコZeljko　→　 zelja　望み

ドラゴDrago、ドラギツァDragica　→　drag　親愛なる
ブランコBranko、ブランカBranka　→ braniti　守る
 

サーニャSanja　→ 夢

イェレナJelena　→ 鹿

ヴィシュニャVisnja　→すっぱいさくらんぼ

ヤスナJasna、ヤスミンカJasminka　→jasna　明らかな

ナダNada →希望