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クロアチアの滞在許可・

ビザ取得

 

3ヶ月以内の旅行の場合、ビザ(査証)は不要ですが、2005年11月にクロアチアへ移住するため一時滞在許可を、ついで永住許可、クロアチアIDカードを取得。2006年夏に在京クロアチア大使館の領事担当が替わったので、以下よりは改善されたと思われますが・・・。

クロアチア内務省の外国人関連サイトはこちら。

番外編)外国人登録

到着から

24時間以内に!

 

一時滞在許可手続き

ビザ申請フォーム入手

戸籍抄本入手

犯罪経歴証明の取得

アポスティル

在京クロアチア大使館へ申請書類の送付

クロアチア内務省へ改めて申請(やり直し)

居住地管轄警察のインタビュー

取得

 

永住許可手続き

書類提出

居住地管轄警察のインタビュー

取得

 

クロアチアIDカード手続き

書類提出

 


 

 

一時滞在許可手続き

 

9月中旬 ビザ申請フォーム入手

戸籍抄本等提出書類の有効期限も勘案して、あまり早く手続きを始めてもしかたないので、在京クロアチア大使館に電話して情報収集。

ヴニャックVunjak書記官はすごく爽やかで親切。「申請フォームを送るからファックス番号を教えて」とのことだったので、オフィスにFAXがある夫から即かけ直し、FAX番号を伝える。翌日も翌々日も届かないので毎日夫からヴニャック書記官に「まだ届かないんだけど」と電話。「まだ送ってないの。すぐ送るわ」と相変わらず爽やか親切なヴニャック女史。結局毎日電話して申請フォームが届いたのは約10日後。Welcome to Croatia!

 

日付も送付先FAX番号も間違っているヴニャック二等書記官からのレターによれば、ビザ申請に必要な書類は以下の通り。

  • 滞在許可発行請求書式(大使館から届いた書式)
  • 申請者の顔写真2枚(3X3.5センチ)
  • 出生証明(日本国外務省によるアポスティル認証済みのもの。戸籍抄本を夫がクロアチア語に翻訳)
  • 生計維持能力を示す証明(生計を支える旨夫が署名)
  • 居住地証明(居住地を提供する旨夫が署名)
  • 健康保険証明(海外旅行傷害保険の証書を夫が翻訳)
  • 無犯罪証明(6ヶ月以下、日本国外務省によるアポスティル認証済みのもの)
  • 結婚証明(日本国外務省によるアポスティル認証済みのもの、我が家の場合クロアチアの証明をFAXにて入手)
  • 身元引受人のクロアチア国民証明(夫のIDのコピー)

請求書式とともに提出される書類は、原本、公正証書または認証済み複写とし、必要に応じて、クロアチアでの使用のため、翻訳及び認証される必要がある。

 

9月22日 夫が東京出張の折に大使館に赴き、ヴニャック女史と会って提出書類の詳細について確認。

 

9月吉日 母に頼んでいた戸籍抄本3通(1通は予備)が届く。

 

9月26日 犯罪経歴証明の申請

区役所で住民票2通(1通は予備)を取得のうえ、府警に行って犯罪経歴証明の申請に行く。事前に電話で相談のうえ、申請書をFAXで送っておいたのでスムーズに手続きが進む。さすが日本。

提出書類は住民票、戸籍抄本、申請書(その場で入手)、手数料は400円、持参するものはパスポートと印鑑(だったと思う。不確かなのでご確認ください)。その場で全部の指の指紋をデジタル採取する。これは証明発行後消去されるとのことで、同様の証明が必要な場合は毎回本人が出頭しなければならないとのこと。

パスポートを作ったときの本籍地から変更があったため、パスポートの本籍地の変更のため旅券事務所へ。予備用の戸籍抄本、申請書(その場で入手)、パスポートを提出して、ランチがてら1時間暇をつぶして即日入手。印紙代900円。さすが日本。その足で府警に再度パスポートを持っていく(その日でなくてもよいといわれたのだけど)。「8日後にできます」と言われ、引換え証をもらう。

 

10月4日 アポスティル

外務省のHPでアポスティル情報を入手。さすが日本。郵送だと最長2週間を覚悟しないといけないようなので大阪分室に出向くことにする。

朝一で府警に行って犯罪経歴証明をもらって、大阪府庁内にある外務省大阪分室へ。戸籍抄本、犯罪経歴証明、パスポートを持参。すいていてアポスティルも「翌日できます」と言われ一安心。手数料なし。

 

10月7日 書類送付

前述の書類一式を、受取証返送用の切手付封筒(受取証を送ってくださいとのメッセージを添えて)及びパスポートのコピーを同封して配達記録証明で郵送。

パスポートを提出すると11月4日の出発に間に合わないかもしれないとの危惧もあり、ヴニャック女史の「大使館で申請して、クロアチアに渡航後クロアチア内務省に出頭してパスポートにスタンプをもらえばよい」との説明に従うことに(在クロアチア日本大使館の領事に照会したところ「そんな制度は聞いたことがないが、受け取ってもらうことが大切なのでクロアチア大使館で受け取ってもらえるのならそうしてもらえば」と親切に教えてくれる)。

 

10月11日 書類送達ずみ、と郵便局のHPでは確認されるが、ヴニャック女史に電話すると「忙しくてまだ見てない」とのこと。

 

10月12日 電話でヴニャック女史が受け取りを確認。翻訳料や認証料など手数料がドル表示だったので実際にいくらになるかを教えてくれるよう、受取証の送付とあわせて依頼する。

 

11月1-2日 なんの音沙汰もないので一足先にクロアチアに帰国した夫からヴニャック女史に電話。大使離任のため忙しいとのこと。3日は日本の祝日だが彼女は出勤するので3日にがんばってみる、とのこと。

 

11月4日 クロアチアへ渡航

 

11月11-15日 国民健康保険に加入するためにあまり待っていられないためヴニャック女史に「まだ届かないんですけど」と連日電話。15日、受取証がやっとFAXされてくる。

 

11月17日 外国人登録

11月16日 国民健康保険に必要なのは受取証ではないことが判明(やれやれ)。外国人はクロアチア入国から24時間以内に内務省に出頭して外国人登録(Prijava boravka za stranca)をしなければならず、ビザ申請をしていてもそれが必要らしい(ホテルに滞在する場合はホテルが代行してくれる)。

 

ザグレブ中央駅から徒歩7-8分の内務省(Petlinska 30)外国人登録窓口(日本式2階)へ。夫が住居の所有者なので住居の登記書(Vlasnicki list)と夫のID、私のパスポートを持参。

窓口は8−15:30。朝一に行ったので空いていてラッキーと思ったのもつかの間、窓口の人は「24時間以内じゃないから受け付けられない、一旦スロベニアの国境に行って出直すように」と超融通のきかないことを言い出す始末(確かに悪いのはこっちなんだけど、在京クロアチア大使館でそれくらい言ってくれてもいいと思う)。Welcome to Croatia!

夫がなだめたりすかしたりして係りの人は「上司と相談しなければならない」、出てきたお兄ちゃんは陽気なお気楽タイプで「いいじゃん」とあっさりサインしてくれる。ほっ。

教訓:ダメといわれてもあきらめてはいけない。

 

一方、ビザ取得に関しては「大使館で申請したのなら大使館で取得すべき、大使館で申請して入国してから内務省で取得できるという話は聞いてことがない」とのこと。Welcome to Croatia! いずれにしても日本から私の申請書類が内務省に届かないことにはお話にならないのでその場はそのまま帰る。

 

内務省から徒歩5分の在クロアチア日本国大使館Boskoviceva 2)の領事部へ行き、領事の方に事情を説明。「同じケースが他にもいるので現在状況を調査中」とのこと。領事の方はいつも親身に相談にのってくださり大変ありがたい。

 

11月17日― ヴニャック女史にほぼ1日おきに「内務省に書類を送ってください」と電話、「翻訳及び認証手続きを鋭意進めている」と毎回相変わらず爽やかに悪びれず蕎麦屋の出前のような返事。

 

11月28日 ヴニャック女史に電話したところ「書類は全部できたので今日明日中にDHLでクロアチアに送る」とのこと。さて、どうなることか。

 

12月7日 ヴニャック女史に電話したところ、ビザ発行に関する彼女のやり方に対して本国からお叱りがきて、自分は一生懸命に仕事をしようとしているのに落ち込んでる、とのことで、いつになく冷たい対応。このことがあったため私の書類はまだ本国に送っておらず、近日中に送る、とのこと。

 

1216日 ヴニャック女史に電話したところ、ビザ発行に関し本国とやりとりをした結果、私の書類一式は当方自宅に送り、当方より改めてクロアチア内務省に提出することに。月曜日(19日)にDHLで送ってくれるとのこと。

 

1222日 ヴニャック女史に電話したところ、DHLではなく郵便書留で書類を送付したとのこと。お人好し(ということにしておこう)の夫は送った日付、書留番号を聴取せず。

 

1月11日 ヴニャック女史に電話したところ、今日DHLで送ったとのこと。番号を聴取のうえウェッブで確認すると確かに「11日荷物受け取り」との表示が。夫によるとヴニャック女史が嘘をついたのは初めてではないとのこと。だったらなんで初めから信じるかなぁ。書類提出から丸3ヶ月、ザグレブ到着から2ヶ月超、時間を無駄にしたことになる。

 

1月13日 書類がDHLで到着。さすがDHL。書類受領から3ヶ月もかかる翻訳とはどんなものかと思ったら、夫が作成した翻訳(3枚)の裏面にスタンプ、必要事項の書き込み(日付は11月28日)のほか、犯罪経歴証明の翻訳(封印されているので閲覧不可)のみ。犯罪経歴証明の翻訳がそれほど難しかったのか。

 

1月16日 内務省へ改めて申請

内務省(Petlinska 30)外国人登録窓口(日本式2階)へ。8時業務開始で着いたのが8時半だったので、行列で20分ほど待つ。窓口の人は勿論これまでの事情をご存じないので、しばらくやりとりしたあと同じ階の上司のオフィスで事情を説明する。夫の出生証明?と家屋登記のコピーを追加で提出(ちなみに内務省の前のコピー屋は1枚1クナと相場の10倍)。20クナの印紙を購入するが使用せず。1時間ほど待って別のオフィス(日本式3階、Ms. Natalia)で個別インタビュー、約10分。内容は提出書類の確認と簡単な基礎情報聴取(職業、最終学歴など)。11:45に内務省をあとにする。

 

1月17日 追加書類(夫の雇用証明と収入証明)を内務省に提出。受理書を受け取る。

 

1月24日 居住地管轄警察のインタビュー

居住地管轄の警察よりインタビューの連絡あり。2週間くらいかかると言われていたのに思ったより早くてびっくり。

 

1月25日 8時のアポで居住地管轄の警察に行き、すぐに担当が来て簡単なインタビュー(5分)。きわめて事務的に書類内容の転記と夫ならびに私の基礎情報(生年月日、職業、結婚の日付など)を聞くだけで、和やかな雰囲気であっという間に終わりかなり好印象。

 

2月2日 1日の電話で書類はまだ届いていないものの進展があるかもしれないので来訪するようにとの指示に従い、9時のアポで内務省に行くが、無駄足に終わる。

 

2月7日 取得

連日内務省担当者に電話連絡したのち、やっと一時滞在許可(1年間有効)を取得。200クナ。

 

クロアチア永住許可手続き

 

結婚してから既に3年が経っていたので、一時滞在許可取得翌日に永住ビザが申請できるといわれ、即手続きを開始。

永住ビザをとるメリットは、

  • 就労許可がついてくる(一時滞在許可の場合別途就労許可申請が必要)
  • クロアチア国民健康保険に夫の被扶養家族として加入できる(一時滞在許可の場合、単独加入となるため月々300クナの保険料支払いが必要)
  • クロアチアIDが発行される(各種身分証明時にパスポートを携行しなくてよい)

 

2月8日 書類提出

勝手知ったる内務省外国人登録窓口(日本式2階)へ。8時15分に着いて行列で30分待ち。書類にざっと目を通した後、窓口の人に「一時滞在許可のデータがコンピュータに入力されていない」と言われ、3階のMs. Nataliaのオフィスへ。約20分待って「なんとかするから、13日に出直すように」と言われ、申請は結局13日となる。但し、申請時に必要なインタビューはこのときのやりとりで顔を合わせたので13日には省略してもらえることになる。この日は約1時間で内務省をあとにする。

提出書類は以下のとおり。

 

2月13日 内務省に永住許可申請書類一式を提出。9ヶ月から1年程度かかると言われる。1年以上かかって27日までの一時滞在許可の期限がきれたら、再度一時滞在許可申請を提出しなければならないらしい。

 

2月21日 居住地管轄警察のインタビュー

居住地管轄の警察よりインタビューの連絡あり。夫が同行。同日17時のアポで、前回と同じ担当者によりきわめて効率的かつ友好的雰囲気でインタビュー(クロアチア語、約10分)。前回と同じく私と夫の職業、誕生日、住所、居住物件の所有状況、私名義でクロアチア国内に不動産を所有しているか、犯罪歴はあるか等の聴取のほか、今回は新たに私の家族(両親、兄弟)の氏名、生年月日(年も!)、居住地(詳細は不要)及び職業、近親者に警察・軍関係者や公務員がいるか等を聴取された。要パスポート。

 

このあと手続きはザグレブ管轄内務省(Petlinska)の手を離れて内務省の国家中央外国人局(地域名Kustosija、住所Ilica335)へ行くが、ここで時間がかかるらしい。また真偽のほどは定かではないが、理不尽なことにザグレブ管轄内務省での書類受理時ではなく、内務省の国家中央外国人局での書類受理時に出生証明が有効(発行から6ヶ月以内)でないといけないらしく、いつされるかもわからないこの書類受理時に出生証明が失効していると、書類差し替えだけでなく、永住許可申請手続きを一からやり直さなければならない、と言われる。私の場合、一時滞在許可の紙を使いまわしているので出生証明(戸籍抄本)の日付が9月20日とまだ約1ヶ月余裕があるにもかかわらず危ないらしい。クロアチアおそるべし。

 

2月末 夫が内務省ザグレブ局のMs. Nataljaに電話で出生証明の有効期限の話の真偽のほどを再確認。彼女によれば出生証明ではなく、結婚証明の有効期限が切れていないことが必要とのこと。

 

2月28日 新たに取り直した結婚証明を差し替えのためMs. Nataljaのところに持参する。

 

3月22日 取得

Ms.Nataljaから電話。許可手続きが終了したので、取りに来るようにとの知らせ。超スピード発行でびっくり。日本大使館領事の方の話によると、発行時期は申請提出から平均○ヶ月というよりは、先方の事務手続きの関係上全員分の申請をしばらく溜めておき、やる!と決めたタイミング如何によるらしく、前回プール分の手続きが済んだ直後だとかなり待たされるが、締め切りぎりぎりにのっかると案外早く終わることもあり、いつ発行されるかは全く読めないとのこと。今回は超ラッキーだったようだ。

 

3月23日 9時のアポでMs.Nataljaのオフィス(内務省ザグレブ局、日本式3階)へ。手数料支払い書式と記入見本をもらって、同じ建物の出入り口すぐ脇の郵便局へ。記入見本どおり記入したところ「間違っている」とのことで、書き直し(間違いは郵便局窓口の人が修正液で直したので今後はおそらく大丈夫)。450クナ+手数料約9クナを支払い、再度Ms. Nataljaのオフィスへ。一時滞在許可を無効にし、パスポートに永住許可証が発行されたほか、永住許可発行証明書を入手。9時半には終了!

 

クロアチアIDカードの発行手続き

 

3月23日 永住許可発行後、直ちにクロアチアIDカード発行手続きに入る。内務省ザグレブ局日本式2階のおなじみの外国人窓口で申請書式を入手。記入しつつ行列に並ぶこと1時間超、永住許可発行証明書のコピーと手数料の支払いが必要とのことで、コピー屋でコピーをとり、内務省ザグレブ局入り口すぐ横の郵便局で手数料128クナを支払い、外国人窓口に戻った後、指示に従って再度Ms. Nataljaのオフィスへ。証明写真2枚、コピー、支払い証を提出して、書類に2箇所署名、右手人差し指の指紋をとって手続きは終了。2週間後の4月7日にIDカードができるといわれる。11時前にすべて終了。

 

4月中旬 取得!

 

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